田舎 Times

成りたいものが在ったんじゃない、成りたくないものが在っただけなんだ

発達障害に悩み将来を悲観し殺害・・・悲しい事件に思う事。

 

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今朝、悲しいニュースを見つけてしまいました。

 

matome.naver.jp

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起きてしまった事に対して、擁護するとかそういう事ではないです、どんな事があっても子供に手を出してしまう事はあってはならない事ですよね。

という事を大前提に、自分の気持ちを書いてみようと思いました。

 

発達障害とは?

発達障害とは、ASD(自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)・ADHD(注意欠如多動性障害)、LD(学習障害)などの脳機能に関係する障害・特性のことです。

発達障害と一口に言っても症状は診断名によって異なり、また同じ診断名でも個人に酔ってその特性の出方は大きく変わります。このため診断名は理解のための一つの助けに過ぎず、ASD(自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如多動性障害)、LD(学習障害)が濃淡がありつつも重なっている場合がほとんどです。 

 

私も、長男の行動や言動について、「もしや・・・」と疑った事があります。

ちなみに、発達障害かどうかを診断してくれるお医者様は、大船渡にはいなかったと記憶しています。

おとなりの釜石市にある「発達障害支援センター」というところに相談しに行った事はあります。

なので、「かも知れない」という判断しかしていません。

 

兆候が見られるようになったのは保育園の年長になってからでした。

 

「みんなと同じように行動出来ない、落ち着きがない」というような事を担任の先生に指摘され、学力テストを行ったりもしました。

 

具体的に、うちの子はこんな感じでした。

言われた通りに行動出来ない

例えば、「テーブルを拭いてね」とお願いすると、しっかりやってくれるんですが、「テーブルを拭いて、お皿とお箸を並べてね」というような時は、こちらの話す内容の後ろの方に意識がいってしまい、「お箸を並べる」事は出来ても、「テーブルを拭く」「お皿を並べる」事は出来ませんでした。

「手を洗って、うがいをしてね」と言った場合は、真っ先にコップを持ってうがいを始めます、勿論その後手を洗う事はないです。

身体を動かすのが不得意

私がバスケをやっていたので、良いキッカケになればと、小学校に入ったタイミングで、ミニバスのクラブに体験入部させた事があったのですが、走りながらは勿論、歩きながらのドリブルも出来ませんでした。

勿論未経験者だし、最初はそんなもんだろうと思ってたんですが、縄跳びとかも結構苦手なようです。

「こういう動作をするために、手や足をこう動かすんだ」という事をイメージするのが難しいのかなと感じました。

おしゃべりが止まらない

「今日は学校でどんな事してきたの?」と、アバウトな質問をしたとします。

すると、「今日?学校で?」と、必ずこちらの質問を聞き返してきます。

 そして、

「今日はね、あのー、まず学校に行ってね、あのー、◯◯くんと会ってからね、あのー、お勉強が始まってー、あのー、休み時間には◯◯をして、お昼休みに◯◯をして、あのー・・・」

と、一日の流れを長々と説明してくれます。

「あのー」はまぁ、必死にその日あった事を思い出すための間のとり方だと思うのでいいんですが、聞く方としては何か一つの事にフォーカスして話してくれればそれで良かったりもします。

 

今月から長男は小学2年生になるんですが、これらの兆候が見られるようになったのは保育園の年長から小1の半ばくらいまででした。

単に時間の経過と共にそれらの言動が気にならなくなったと言えばまぁそうなんですが、意識して接し方を変えた事で、少し改善されたような気がします。

 

父親としてどう接したか

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私達も日々仕事や家事、子供の事で忙しくて、丁寧に人と接する機会を自ら減らしてると思います。

長男の様々な言動、なかなか見られない心の成長に正直焦りもありましたが、ちょっと落ち着いて、

「この子のこういった行動の裏にはどういった心理があるんだろう?」

と、長男の気持ちになって行動を理解してみようと思いました。

 

「言われた通りに行動出来ない」

これについては、単純に、「一つずつ伝える」事を意識しました。

「テーブルを拭いて(A)、お皿(B)とお箸を並べる(C)」お手伝いをしてもらいたい時は、まずAの指令を出して、Aが出来たらほめてあげて、そしたらBの指令を出す。

Bが出来たらほめてあげて、Cの指令を出す。

これでもうちの子は、「3つお手伝いが出来た!」と喜んでいました。

そのうち、Aをやって、出来たら褒める、BとCを頼む、出来たら褒めるという風に、出来る事の幅を少しずつ広げていって、今ではちゃんと出来るようになりました。

口で伝えるとつい叱ってしまう場合は、ちょっと手間かも知れませんけど、箇条書きでやって欲しい事リストを作ってあげても良さそうですね!

  1. テーブルを拭く □←チェックを入れる
  2. お皿を並べる □←チェックを入れる
  3. お箸を並べる □←チェックを入れる

こんな感じです。

 

身体を動かすのが不得意

これはもう、好きにやらせましたw

ただ、「失敗するって恥ずかしい事じゃないんだよ」と何度も伝えました。

未だに球技は出来ないし自転車も補助輪がないと乗れませんが、何度も失敗させてもようと思ってます。

 

おしゃべりが止まらない

1日数時間の学校生活で、きっと楽しかった事や辛かった事、沢山聞いて欲しい事があったんだと思います。

だから、最初に辛かった事を1つ、その後に楽しかった事を2つ、聞くようにしました。

 

「今日は何かイヤな事あった?」

 

「そっかぁ。じゃあ楽しかった事は?」

 

「へぇ〜。他に楽しかった事は?」

 

こんな感じです。

 

気をつけたのは、家族みんなでご飯を食べてる時とか、パパ以外の人には聞かれたくない事もきっとあるだろうと思ったので、長男と2人になるタイミングを図って聞いてましたね。

お風呂の時間なんかが、我が家では男同士で語れる時間だったりします。

 

 

きっと子どもたちなりの意思表示だったり伝えたい事があって、そこがシンプルじゃなかっただけなのかも知れません。

先にも書きましたが、発達障害かどうかを医師に診断してもらったわけではありません。

発達障害支援センターで相談しただけです。

ですが、発達障害支援センターの担当スタッフさんの、

「私達は医師ではないので、『発達障害です』と断言する事をしてはいけないし、ここではなんとも言えません、ですが、『発達障害かもしれない』という気持ちを持った上でお子さんとの接し方を工夫するだけでも、お父さんから見た『お子さん』というものの見え方は変わると思いますよ。」

と言う言葉にすごく救われたのは確かなんです。

 

冒頭の事件の話題とはだいぶズレてしまいましたが、30代の私達が子供だった頃はほとんど聞く事のなかった「発達障害」という言葉が、家族への負担やプレッシャーになっているんじゃないかと思うので、抱え込んでも辛いだけだし、色んなところに相談するだけでも、もっと違った結果になったのかなと思ったのでした。